少し前であれば日本では『離婚』ってとても大変な事でしたので、不倫は叶う事がない恋といわれていましたが、近年では離婚をする夫婦も増えてきているので、不倫している女性の略奪婚も増えてきています。
女性も夫に頼らなくても自分で働いていきていけるので、嫌な思いまでして結婚している必要もないと考える奥さんもいるからです。
このように、不倫は、叶わない恋と言われていた時代は終わりを告げました。けれども中には略奪婚をすると不幸になる人もいます。実は、略奪婚をして不幸になるタイプの女性と幸せになるタイプの女性は思考や行動に大きな違いがあります。
今回は、略奪婚をしてその後不幸になった人とその後幸せになった人の両方を紹介し、どうすれば略奪婚をしたその後も幸せになることができるのか?ご紹介をさせていただきます。
不倫略奪の記事の目次
既婚男性を略奪婚したその後不幸になった女性の例
職場不倫をしていた加奈子さんの例をご紹介しましょう。
加奈子さんは同じ職場で働いていた既婚者の裕二さんに告白をされます。裕二さんはもともと遊び人のタイプで、浮気がやめられない性格でした。
加奈子さんの他にも奥さんとは別にお付き合いをしている女性がいるような男性でした。けれども加奈子さんはそんなことは知らずに裕二さんの熱烈なアプローチに押される形でお付き合いをします。
お付き合いをしてすぐに、他の愛人とは別れさせることに成功しましたが、奥さんとはなかなか別れてくれませんでした。
裕二さんは、浮気をしていても必ずどんなに遅くても自宅でご飯を食べるので、奥さんは裕二さんの浮気には気づきません。
そこで、加奈子さんは彼が自宅に来る時は濃いお酒を用意して身体の関係の後に飲ませるようにし、泥酔させて家に帰れなくしました。裕二さんはどんなに浮気をしていても必ず帰宅をしていたので、帰れなくすることで奥さんの不信感をあおるようにしていきました。
加奈子さんの作戦は見事成功し、奥さんは帰ってこなくなった裕二さんを不信に思い裕二さんを責めるようになりました。
裕二さんは自宅に帰ると責められて嫌な気持ちになるのでますます帰らなくなり加奈子さんの家にいりびたるようになり、そのまま離婚して加奈子さんと結婚しました。
こうして略奪婚に成功した加奈子さんですが、裕二さんがもともと浮気ばかりする性格ですので、裕二さんのちょっとした行動でも浮気をされているのではないか?元の奥さんと子供に内緒で会いに行って、元奥さんと関係がもどるのではないか?というように自分がいつか裕二さんに傷つけられるに違いないという思いでいっぱいです。
そうなると当たり前ですが、結婚して一緒にくらしたとしてもちょっと連絡がつかないと不安で鬼メッセージ、鬼電の毎日になります。
裕二さんはそんな加奈子さんに疲れて無言で前の奥さんと会うようになったり他に彼女をつくったりますます加奈子さんを不安にさせていきます。現在の状態では結婚生活はつづいていますが、加奈子さんは全く幸せではありません
大変な思いをして略奪婚をしても全く上手くいかなかったケースをご紹介しました。
略奪婚をして幸せになった女性の例
次は略奪婚をして幸せになった女性の例をご紹介しましょう。
社内不倫をしていた友理奈さんと克之さんの例です。友理奈さんと克之さんは同じ部署で働いていて、とても仕事が忙しく残業が続いたそうです。
はじめ二人はそんな恋愛関係ではなかったのですが、克之さんが遅くまで自宅に帰れないので、仕事が大変で、疲れて帰っても奥さんに毎日文句を言われる生活でした。
友理奈さんは、一緒に仕事をしていたので、克之さんがどんなに仕事を頑張っているか?よく知っていますし、友理奈さんは、「頑張っていてすごいですね」と克之さんのことを尊敬しほめていました。
そんな時に、大変だったプロジェクトがひと段落したので、お祝いにみんなで飲みに行った帰り、克之さんと友理奈さんは二人で帰り道が一緒になりもう一軒寄っていくことになりました。そこで二人で色々と話しているうちにお互い好意を抱くようになり、お付き合いがはじまりました。
自宅で生活費を渡しても、文句ばかり言う奥さんといつも克之さんに寄り添い克之さんのことを認めてほめている友理奈さんでは、克之さんは当然友理奈さんと一緒に暮らしたいと思うようになります。
そのうちに、克之さんが奥さんに離婚したいことを告げて、友理奈さんは同じ会社をやめて転職したのちに、二人は結婚をしました。結婚してから克之さんと友理奈さんは子供にも恵まれて、楽しく暮らしています。
友理奈さんは、結婚してからもつきあっているときと同じように克之さんのことを褒めて克之さんの味方になっています。克之さんも友理奈さん以上の人はいないと思っています。
この二人はまさしくツインレイだったといえるような二人なのです。
略奪婚のその後幸せになる女性と不幸になる女性の違いは?
まず一つ目のポイントとして、略奪婚をした後不幸になる女性は
『不倫をしていた彼はまた不倫をするのではないか?』
『彼は私を傷つけるのではないか?』
と無意識に思っています
無意識なのでなかなか本人は気づくことが難しいのですが
愛してくれるなら〇〇して当然というルールがある
彼の事が信じられない
という特徴があります。彼は私の事を傷つけると思っている場合は不安になるので彼に対して鬼LINEをしたり、彼の行動を疑うような言葉をいってしまいます。その結果彼は疲れてしまい結果的に別の女性に癒しを求めてしまいます。
これが、
略奪婚したところで変わらないのです。
多くの人は『本気なら離婚するはずなのに離婚してくれないから信じられない。私と結婚してくれるなら信じられる』
と思っているのですが、結婚した後も変わりません。
彼の連絡がつかなくなれば他に女がいるんじゃないか?と今信じられない彼のことは略奪婚したところで変わりません。不倫する男性というのは、不倫相手だからこそ甘い言葉をいうのであって、妻となる女性に対しては誰であっても、甘い言葉はいいませんし、中にはセックスレスになる男性もいます。
そうなると、結婚した後も不安に思う人はやっぱり、不安になってしまうのです。
二つ目のポイントは、略奪婚をした後に、『略奪婚なんてして駄目な人間』と自分を責めないことも大切です。彼の前の家族と自分は関係ないと思う事が大切です。不倫をしていた旦那と結婚生活を続けている女性よりも、離婚した女性の方が幸せになっている人は圧倒的に多いのですから、前の奥さんも結婚している時よりも幸せになっていることでしょう。
彼の子供からお父さんを奪ってしまったというように、罪悪感を感じるのではなく、彼の子供がお父さんを必要とした時は笑顔で送り出してあげる余裕のある女性は略奪婚をしても幸せになれます。
その為に大切なことは彼は、私の事を幸せにしてくれるという事を信じることです。信じられないような既婚男性と略奪婚をしてしまうと不幸になってしまうでしょう。結婚したら何か変わるのではないか?と期待して結婚する人もいるのですが、残念ながら人はそう簡単には変わりません。